軍師官兵衛 毛利襲来の予習(播磨灘物語より)

軍師官兵衛第10回では、毛利勢が水軍で攻めてきます。
司馬遼太郎の「播磨灘物語」によると、
「英賀というのは、官兵衛の姫路城から夢前川の河口にむかってわずか二里ほどの海岸にある城である。」
「瀬戸内海水軍がすべて毛利氏に属しているため、その縁で早くから英賀衆は毛利方といってよく、・・・」
とあります。
実際にその場へ行ってみると
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このような感じで、城そのものは残っておらず、英賀城本丸の記念碑が建っています。
場所はほぼ住宅街の中と言っていいでしょう。
昔は海に近かったのでしょうが、今は埋め立てにより海は遠くなっています。
 
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こちらが説明文です。
明日の毛利襲来だけでなく、この城自体を滅ぼす場面も、大河ドラマの中で詳しく描かれそうです。
 
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本丸跡より少し南、山陽電鉄の高架手前の小さな公園に英賀城の港跡の石碑がありました。
このあたりに毛利水軍が上陸しました。といっても今ではここも海岸は遠いのですが。
欧州でいうと、規模や装備の違いはあれ、感覚的にはバイキングのような感じなのでしょうか。
「水平線のむこうが盛り上がって大津波が押し寄せてきたような恐怖をおぼえる。」
と表現していました。