ひょうごの城めぐり

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ひょうごの城めぐり
岡勇一 著
神戸新聞総合出版センター
2018年11月20日 第1刷発行

世界遺産の姫路城、天空の城の竹田城だけでなく、中世の城や信長・秀吉時代の城、そして江戸の幕末に瀬戸内海沿いに築かれた台場など、各時代の特徴ある城が存在する兵庫県
この本はそういった兵庫県内の城を取り扱っています。
お城の中には往時の姿とはかけ離れて、ほとんど何も残っていないものもあります。そういう城でも想像力を働かせて、楽しむことができるコツを「城めぐ散歩」という形で紹介しています。

明石市の船上城
世界に知られたキリシタン大名である高山右近が築城した幻の城。
現在の城址はわかりにくい。しかし目の前を流れる古城川の不自然なカーブの連続から城の堀跡を感じる。
字名からの想像
本丸跡地は古城
その北西には駒が瀬、その南が西乙樋と水を連想させる名前。本丸の西側を流れる水路も堀跡だったのか?
西には門田、東出口という字名。大手門があった。

播磨三大城は三木城・御着城・英賀城
英賀城は一見何も残っていないように見えるが、町中には多くの石碑が残されている。それをたどっていく散策。
また英賀神社の土塁の址からそのラインをイメージしつつ東に進んでいくと英賀十口(出入口)の一つ河下口と大木之濠碑にたどりつく。
本丸跡は石碑が立派。