岐路のフランス③④

引き続き、読売新聞の「岐路のフランス」より、感じるところを書いて見ます。

トゥールーズ 輝ける変貌 航空産業で一極集中に挑戦
フランスの南西部は、行った事がなく、あまりよく分かりません。
きっかけがなかったせいでもありますが、
・特に目立った観光地は少ない
・パリからは時間がかかる
などの理由があり、限られた時間内での訪問は、他の地域を優先してしまうものでした。
フランス南西部の都市トゥールーズは、航空産業で躍進を続けている、最も発展的な地方都市とのことです。
以前はフランスのことを「パリという大都市があり、残りは田舎」などということも聞かれました。
パリ一極集中から、分権の時代に入っていると思いますが、まだ地方との格差は大きいとのことです。
地方とパリをつなぐ手段としてTGVがありますが、それが世界最速の574キロを最近達成しました。
速いのは結構な事なのですが、その反面安全性が心配です。
更にストなどによる頻繁なダイヤの遅れ、のような根本的な問題はどうなのかと思います。

た覆泙銘暴?薪纊 峅隼?育児は女」変わらず
フランスでは女性が大切にされている印象がありますが、3日に1人の割合で女性が家庭内暴力で死んでいたり、家庭内暴力の相談件数が1日1千件を越すなどの事実があるとのことです。
2000年5月に各政党の男女の立候補者数を原則同数にする「パリテ法」というものが施行されたおかげで、地方議員の女性の割合は増えたものの、助成金を減らされるのを承知の上で、本当に重要な選挙では実際に同数にはしていないようです。
それでも、そのような法律があること自体、少なくとも日本よりは女性問題に積極的だとは感じます。
とりあえず、大統領選、ロワイヤルさんがどうなるか本当に注目されます。