ニースの戦没者慰霊碑

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ニースの海岸沿いを歩いていると、画像のようなモニュメントに出くわしました。
大戦における戦没者の慰霊碑です。
フランスでは大戦というと、通常第一次世界大戦を指すそうです。
というのも、第一次世界大戦の死者の方が多く、第二次世界大戦の50~60万人の死者に対し、150万人に達すると言われています。
フランス各地でこのような慰霊碑を見かけましたが、ニースのこれは前を通る人と比べてみるとわかるように、かなり大きなモニュメントとなっています。
他の地域で自分が見た慰霊碑の画像を参考に載せておきます。
 

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これはリヨン近くの街ヴィエンヌ(ビエンヌ)の戦没者慰霊碑です。

 

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こちらはペイドラロワール州の街ラヴァル近くの、花のむらとして知られるジュヴィニェの戦没者慰霊碑です。このむらの人口は千五百人ほどですが、それでもちゃんと慰霊碑が存在します。
花のむららしく、しっかりと美しい花で覆われています。

(フランス現代史 隠された記憶 宮川裕章 著 を参考にしました)