10月のニースの海

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 10月のニースの海を眺めます。

ジェットバイクがただ一機走っています。

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ヨットが太陽の光を浴びて浮かんでいます。
写真を見ていて、てふてふをヨットにたとえている詩があったなぁと、かすかに浮かびました。
調べてみると、三好達治の「土」という詩でした。

 

蟻が
蝶の羽をひいて行く
ああ
ヨットのやうだ

 

というものです。

 

蝶々ではなく、てふてふという言葉を思い出したのは、別の詩

 

てふてふが一匹韃靼海峡を渡って行った

 

という、安西冬衛の「春」のフレーズが頭の片隅にあったからかもしれません。

画像のヨットをてふてふにたとえてみると、

 

てふてふが数匹地中海を漂っていた

 

となるのでしょうか。