2019-04-01から1ヶ月間の記事一覧

第四の大陸 人類と世界地図の二千年史 第1部 旧j世界

第四の大陸 人類と世界地図の二千年史 トビー・レスター 著 小林 力 訳 中央公論新社 2015年8月7日 初版発行 1507年、アルザス・ロレーヌにまたがるヴォージュ山地のほとりで作成された「ヴァルトゼーミュラー世界図」 この地図の製作に関わる興味深い…

ファブライム「Ray-Rain」

Fabrhyme「ray-rain」Music Video 先日テレビでちらっと観て、気になったこの女性4人バンド「ファブライム」 ネットで調べ、すぐに気に入ってしまいました。 ジャズの味付けをしたインストゥルメンタルバンド。ヴィジュアル的にもカッコいいです。 この曲「…

野心的なニームのカレ・ダール

ニームのメゾン・カレに相対するように建っているカレ・ダールです。 メゾン・カレを現代的にしたデザインで、あたかもパリの凱旋門に対する新凱旋門のような野心的な建物です。 ノーマン・フォスターにより設計されました。 メゾン・カレはフランス語にする…

ニームのメゾン・カレの建造時期について

画像はニームのメゾン・カレです。これについていろいろ書こうと思い、手元の資料とか見てたら、いきなり建造時期でつまずいてしまいました。以前読書メモで書いた時は西暦315年頃と書いていました。というのは訪問した2000年当時、ニームでもらった日本語パ…

「新デザイン」か「忠実復元」か  ノートルダム大聖堂修復で論争

「新デザイン」か「忠実復元」か ノートルダム大聖堂修復で論争 産経新聞 4/19(金) 17:50配信 【パリ=三井美奈】火災で損壊したフランスのノートルダム大聖堂の再建をめぐり、元通りの姿に復元すべきか、新デザインにすべきかで、国内論争が起きている。 政…

パリのノートルダム大聖堂の火災に思う

画像は、以前セーヌ河畔から撮影したパリのノートルダム大聖堂です。 この角度だと、今回の火災で崩れ落ちた尖塔が中心になっています。 天を指す尖塔はあたかも、天と地をつなぐ聖なる巨大アンテナのような感じです。 高さを追求し、ステンドグラスのために…

名画の食卓を読み解く

名画の食卓を読み解く 大原千晴 著 2012年7月20日 初版第1刷 大修館書店 発行 欧州の古い銀器を専門とする骨董商の著者が、欧米の食卓の歴史を、絵画を手掛かりとして伝えた本です。 15世紀 フランス王族の宴 表紙の絵は「ベリー公のいとも豪華な…

ドイツ職人紀行 池内紀 著

ドイツ職人紀行池内紀 著2018年10月10日 初版発行東京堂出版 発行1568年に刊行された、ドイツの古い手職を絵と詩句で紹介した古書「身分と手職の本(日本の訳書の題名は「西洋職人づくし」)」をもとに、池内さんのドイツでの体験記を加えて、ドイツでの様々な…