2016-04-01から1ヶ月間の記事一覧

パリの商品取引所が美術館に

前面に見える建物、パリのレアル近くにある商品取引所なのですが、ここを美術館にしようとする計画があるそうです。 ロトンダのような円形の建物で、自分もそばを通ったとき、ユニークな建物があるなあ、と感じた思い出があります。 少なくとも外観は、美術…

ラジオフランス語講座応用編 L3

ラジオフランス語講座応用編、4月からは井上美穂先生による「ニュースで知りたいフランス文化」の再放送です。 井上先生のファンなので、しっかり聴こうと思っていたのですが、L1、2はさぼってしまい、L3からインターネット放送で聴きました。 テニス…

ラファエッロ「聖チェチリアの法悦」(「イタリア紀行」及び「天使とは何か」より)

この絵画は、ラファエッロによる、「聖チェチリアの法悦」(1514年)です。 ゲーテは1786年10月18日、ボローニャにて鑑賞しています。 「イタリア紀行」の中でゲーテは 「われわれに何の関わりもない5人の聖者が相並んでいるが、その存在がいかにも完全であ…

天使とはなにか 中公新書

天使とは何か 岡田温司 著 2016年3月25日 発行 中公新書2369 表紙の帯に出てくる、ラファエッロの「システィーナの聖母」に出てくる、愛らしくもどこかいたずらっぽさそうな有翼の「天使」 正真正銘の天使は、聖母子を取り囲む雲の間から、無数にその顔をの…

入門 国境学

入門 国境学 岩下明裕 著 2016年3月25日 発行 中公新書2366 国境を学として論じる際に依拠するボーダースタディーズ、つまり境界研究は、一つの空間が持つさまざまな彩りをその境界が重なり合う場所を通じて描き出すことで、単色に塗りこめられた空間がそう…

パリ・ルーベ まさかの大金星

久しぶりにパリ・ルーベを見ることが出来た。 前回見たのは、カンチェラーラの爆走のときだった。 今回もカンチェラーラは出場し、サガンとともに、第3グループを形成していた。 しかしこの第3のサガン・カンチェラーラグループ、トップグループやボーネン…

「パナマ文書」抗議デモ、ATMペンキまみれに 仏パリ

パナマ問題に抗議、とのことですが・・・ このATMを使うのはタックスヘイブンを利用する大金持ちではなく一般の人々 更にこの後始末をするのは、フランスかパリ市か銀行に雇われた清掃員の方々 いろんな人に迷惑をかける、こういう抗議行動自体、非常にむ…

ハンニバルのアルプス越えのルート解明か?

古代の馬糞により、ハンニバルのアルプス越えのルート解明とのことですが、うーん、さすがにそれだけでは説得力は弱いでしょうね。 ただ、このトラベルセッテ(トラヴェルセッテ)峠を通ったのではという説は、以前読んだ「ハンニバル アルプス越えの謎を解…

乱菊物語 谷崎潤一郎 著

乱菊物語 谷崎潤一郎 著 1995年6月18日 発行 中公文庫 谷崎潤一郎による、室町時代末期、室津や家島を主な舞台とした作品です。 導入部分は穏やかなのですが、だんだんどたばたどたばた物語が動いていきます。 しかしながら前編で中断されているのが残念です…