料理でわかるヨーロッパ各国気質
片野優 須貝典子 著
実務教育出版 発行
2016年9月25日 初版第1刷発行
「料理でわかるヨーロッパ各国気質」という題の本。このブログにぴったりですね(笑)。
料理を通して、欧州20か国の国民性を診断しようとする試みです。
イギリス
イギリス料理がまずいと言われる理由
・調理法が超加熱主義
・産業革命の影響
・上級階級の通うパブリック・スクールの寮の食事のまずさ
・家庭料理が六つしかない
イギリス料理でおいしいものは朝食
フランス
タレーランのもとで料理人として活躍したカレーム
フランスの十人十色の地方料理
エリゼ宮のワインと大統領の密やかなる特権
オランダ
イギリス料理とオランダ料理、どちらが最低?
カルヴァンの魂が生きる質素な料理
愛国心を高揚するジャガイモ料理
ベルギー
言語境界線と料理境界線
フリッツが国民食と言われるわけ
・国内全体で一週間に280万食も食されている
・アメリカのフライドポテトとは違う美味しさ
ドイツ
ジャガイモが国民食となったのは?
プロイセンの大帝、フリードリヒ2世がジャガイモの栽培を推奨
「それは私にとってソーセージ」はドイツ語で「どうでもいい」「大したことない」という意味。ドイツにはソーセージが1500種類以上あって、いつでもどこでも簡単に手に入る。
ゲーテお気に入りのメニュー「グリューネ・ソース」緑色のソースとゆで卵のシンプルな料理
オーストリア
ウィンナーソーセージとウィンナーコーヒーはオーストリア産ではない
ウィンナー・シュニッツェルのみ本物のオーストリア産
ハプスブルク家の食卓
ワインに見るオーストリア人気質
誇り高く、おおらかでかつ几帳面というオーストリア人と白ワイン
スイス
モッタイナイが基本の傭兵・農民・牧夫料理
ハイジの料理VSミシュラン三ツ星レストラン
ギリシャ
地中海ダイエットでメタボリック・シンドローム
世界一が大好きなスローライフの達人国家
世界一のチーズ・トマト・オリーブオイル・ハチミツの消費
世界一の古いワインの記録、喫煙率、セックスの頻度
イタリア
ローマ帝国の末裔は貧乏料理がお好き
ローマの郷土料理は、シンプルな農民料理や、貧しい労働者料理
イタリア人は普段は自由気まま、縛られることを嫌い、約束事も守れない性分
しかしここぞというときは、集中力と瞬発力を発揮する
パスタなどの食に関しては、まるでドイツ人のごとく頭が固く、融通が利かない
スペイン
大航海時代が食の世界に果たした役割
コロンブスが新大陸から持ち帰った食品群は、婚姻政策も手伝ってスペインからヨーロッパ中に広まり、今では各国の名産となっている。
日本初のヨーロッパ菓子「かすていら」
太陽の海岸アンダルシアの味
キリスト教・ユダヤ教・イスラム教、とりわけモロッコの影響を受けているエスニックテイスト
国民性が生んだチュロス(細長い揚げパン)とタパス
ノルウェー
人権先進国の伝統料理(サーモン・クジラ・トナカイ)
ニュー・ノルディック・キュイジーヌ(新北欧料理)
オスロ市での「肉無し月曜日」の導入
スウェーデン
ザリガニパーティと乾杯のマナー
コケモモジャムとユニークな名前の簡単料理(ショットブラール・ヤンソン氏の誘惑・空飛ぶヤコブ・おじいちゃんの栄誉)
ロシア
農民料理と宮廷料理
宗教と料理の抜き差しならぬ関係
歴代ソ連書記長、ロシア大統領の大好物
チェコ
世界一ビールが好きな「閉じた」人々
チェコのおふくろの味クネドーリキ
ハンガリー
美味しさの秘密はパプリカ
ウィンナーソーセージとウィンナーコーヒーはオーストリア産ではない
ウィンナー・シュニッツェルのみ本物のオーストリア産
ハプスブルク家の食卓
ワインに見るオーストリア人気質
誇り高く、おおらかでかつ几帳面というオーストリア人と白ワイン
スイス
モッタイナイが基本の傭兵・農民・牧夫料理
ハイジの料理VSミシュラン三ツ星レストラン
ギリシャ
地中海ダイエットでメタボリック・シンドローム
世界一が大好きなスローライフの達人国家
世界一のチーズ・トマト・オリーブオイル・ハチミツの消費
世界一の古いワインの記録、喫煙率、セックスの頻度
イタリア
ローマ帝国の末裔は貧乏料理がお好き
ローマの郷土料理は、シンプルな農民料理や、貧しい労働者料理
イタリア人は普段は自由気まま、縛られることを嫌い、約束事も守れない性分
しかしここぞというときは、集中力と瞬発力を発揮する
パスタなどの食に関しては、まるでドイツ人のごとく頭が固く、融通が利かない
スペイン
大航海時代が食の世界に果たした役割
コロンブスが新大陸から持ち帰った食品群は、婚姻政策も手伝ってスペインからヨーロッパ中に広まり、今では各国の名産となっている。
日本初のヨーロッパ菓子「かすていら」
太陽の海岸アンダルシアの味
キリスト教・ユダヤ教・イスラム教、とりわけモロッコの影響を受けているエスニックテイスト
国民性が生んだチュロス(細長い揚げパン)とタパス
ノルウェー
人権先進国の伝統料理(サーモン・クジラ・トナカイ)
ニュー・ノルディック・キュイジーヌ(新北欧料理)
オスロ市での「肉無し月曜日」の導入
スウェーデン
ザリガニパーティと乾杯のマナー
コケモモジャムとユニークな名前の簡単料理(ショットブラール・ヤンソン氏の誘惑・空飛ぶヤコブ・おじいちゃんの栄誉)
ロシア
農民料理と宮廷料理
宗教と料理の抜き差しならぬ関係
歴代ソ連書記長、ロシア大統領の大好物
チェコ
世界一ビールが好きな「閉じた」人々
チェコのおふくろの味クネドーリキ
ハンガリー
美味しさの秘密はパプリカ
ハンガリー国民に愛された王妃シシィ
バルカン料理はなぜ同じなのか?
500年もの間バルカン諸国はオスマン帝国に支配されていたから。
王家の名前を冠した名物料理カラジョルジェヴィッチ・シュニッツル。カラジョルジュというのがセルビア王家の名前
数奇な運命をたどった多文化融合の国
肉料理とシーフードの二大潮流
バルカンやハンガリー料理に影響を受けた肉料理が主流の内陸部と
オシムの故郷でふるまわれる絶品の田舎料理
トルコが淵源の慈悲深いムスリムの料理
旧ユーゴで一番の料理上手
マケドニアは旧ユーゴで貧しい共和国だったため、高価な肉類は都会へ流れていった。そして一般庶民はあまり肉を使わない料理を工夫した。
トルコ
サバサンドvsドネルケバブ