パリのスーペルマルシェのレジ

パリのスーペルマルシェの続き
レジの人たちはみんな無愛想な人ばかりだった。(少なくとも下宿の近くのモノプリは)
みんな「アメリ」のカフェのタバコ売りのところにいるおばさんみたいだといってもいい。
一応、ボンジュールとは言ってくれるのだが、言い方もぶっきらぼうで、冷たかった。
しかしそれにも慣れてしまっていたのだろう。
いざ日本に帰った時、コンビニでやたら「いらっしゃいませ」と言われた時「そんなに言わなくてもいいよ」と思ったくらいだった。

レジ係は、女性の方が多かったが、それでも少しは男性もいた。
また、ゲイの人がいたのはパリらしい。
以前日本でもはやった(過去形になってしまっている)ハードゲイでなく、短髪でメガネをかけた「ソフトゲイ」という感じだった。
なんとなく避けていたのだが、それでも人の流れで行かざるを得ないときがあった。
なぜなら混んでいるレジのおばさんに叱られるからである。
ある時、自分の前の人の分もあわせて、レジを打たれたことがあった。
「アラアラ、どうしようかしら」という感じで、チーフマネージャーらしき人を呼んでいるがなかなか出てこない。
少し待たされた後、やっとチーフマネージャーが出てきて、レジをテケテケやり、無事直った。
気まずかったのは言うまでもない。