リスボンに広がる曇り空

空港からのバスに乗り、街中の予約していたホテルに向かう。
大体の目安でバスを降り、あとはガイドブックの地図で探す。植物園の側で、大通りから少し入ったところにあるようだ。
特に問題なくホテルにたどり着く。
チェックインをし、料金を支払う。現金払いだと3%ディスカウントになるとのこと。脱税対策なのだろうか?。現金だと銀行口座に跡が残らないので税務署のチェックからは一応外れる。自分はカードで支払った。
部屋に入る。ここのホテルを選んだ理由に、「静かで眺めがよい」とのことだったが、自分の部屋の窓からは、空き地の向こうに古びたアパートの壁が見えるだけで、あまり眺めが良くなかった。

早速部屋を出て、街中に行く。まだ昼食も食べていなかった。
ロシオ広場方面を目指す。天気が悪く雨が降りそうだ。ムシムシするのは雨の前兆だったようだ。
まずホテルの近くの「サン・ペドロ・デ・アルカンンタラ」展望台から街を眺める。曇天の中、正面にサン・ジョルジュ城の姿が見える。また右手には、テージョ河がかすんで見えた。
そばのケーブルカーや教会を見ながら、坂を下っていく。ロシオ広場の裏手あたりに着くが、工事中のところもあり、ごちゃごちゃしている雰囲気だった。
また独特のパンのようなものを飾った、軽食をとれそうなところもあったが、おじいさん達がたむろしていたこともあり、あまり入る気にならなかった。結局ロシオ広場側のマクドナルドに入る。知らない街の第一歩は大体マクドになってしまう。
本当に黒い肌をした黒人の女の子に注文をとってもらった。
遅い昼食を済まし、ロシオ広場の前に出る。
とりあえずエレベーターに乗ってみよう、と広場を横切っていった。