ヴェスパシアヌス帝の特別展(コロッセオ、ローマ)

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この時期、コロッセオの内部では、ヴェスパシアヌス帝の特別展が開かれていました。
写真のような彫像のほかに、様々な地図等のパネルや関連した品が展示されていました。
このコロッセオは、彼の治世に着工したのですから、一番つながりの深い皇帝だといえましょう(完成したのは息子のティトゥス帝の時代)。
この建物の狙いとしては、ローマ市民一体になって見世物をみる、という点にあったようです。
現代はその時代ほどに残酷ではありませんが、それでもサッカーやオリンピックの試合では、同じような熱狂が見られますね。
国民やサポーターを一体化する働きは同じようです。