シエナ、サンタ・マリア・スカラ救済院内部

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切符売り場からさらに中に入ると
きれいな美術館のような部屋もある一方
古の病院らしく
はがれかけた壁がそのまま残っているような空間もあった

一部はまだ工事中
地下へ下りる階段のあたりでしゃべっている職員
イタリアより地中海を越えて
さらに南の方の地域出身らしき女性職員に
持っているチケットで地下に降りれるか確認

小さな礼拝堂のような部屋
壁が古代そのままのような考古学博物館
そして写真のような
いにしえの劣化した作品と
それを修復した状態とを
比較したような作品の展示
いにしえの形状だけでなく
魂までも甦らせようとする
現代の職人たちの地道な努力

パリオのビデオを見て
上にあがろうとすると
そこには少し前
19世紀くらいだろうかの
パリオのポスターがあった
古代と中世と
近代と現代が入り混じる
サンタ・マリア・スカラ救済院の
不可思議な内部