2021-01-01から1年間の記事一覧

マルセイユのノートルダム・ドゥ・ラ・ガルド寺院からの眺めとマルセイユの歴史

マルセイユのノートルダム・ドゥ・ラ・ガルド寺院から見た旧港などの街並み マルセイユのノートルダム・ドゥ・ラ・ガルド寺院からの眺めです。 この方向だと旧港、そして更に向こうには現在の港が見られます。 マルセイユ市のHPにマルセイユの歴史が書かれて…

大きなノートルダム・ドゥ・ラ・ガルド寺院と小さな祠

ノートルダム・ドゥ・ラ・ガルド寺院と祠 マルセイユの朝、早く起きて、一気にノートルダム・ドゥ・ラ・ガルド寺院まで駆け上がります。 元気よかったですね。前日に食べたブイヤベースのおかげかもしれませんが。 塔は工事中でしたが、その上の聖母子像は黄…

ロレーヌ地方での両生類保護活動

ロレーヌ地方で道路沿いの網を使い両生類を助ける人々 フランスインフォの記事で、アルザスのお隣、ロレーヌ地方における同じような両生類保護について書かれていたので、自動翻訳の助けを借りてまとめてみました。 こちらでは、網や小さなトンネルだけでな…

ラファエロ ルネサンスの天才芸術家 第4章~終章

ローマのパンテオン内にあるラファエロの墓 第4章 ラファエロをとりまく人々ラファエロはローマで、背景に単色を用いる肖像画のスタイルを、北イタリアや北方の画家たちから学んだと思われる。教皇ユリウス2世の肖像髭には、ボローニャ奪還、ひいてはイタ…

ラファエロ ルネサンスの天才芸術家 第3章

「パルナッソス」より ホメロスの表情 第3章 古代ローマへのまなざし キリスト埋葬 イエスとその遺体を運ぶ人物たちのポーズは、ローマに残されていた古代石棺の浮彫「メレアグロス石棺」と呼ばれる構図を踏襲したものとなった。 ラオコーン群像から、「パ…

アルザスの両生類保護活動

少し前にアルザス欧州自治体(CeA)の常任委員会で、県道の両生類を保護、という項目がありました。どういうことかよくわからなかったのですが、最近この件について詳しく書いていたのでまとめてみます。Campagne de protection des batraciensPrécurseur dans…

ラファエロ ルネサンスの天才芸術家 第2章

「ヘリオドロスの追放」における教皇とラファエロ 第2章 教皇居室の装飾変化する制作スタイル「署名の間」は教皇の蔵書室として使われていた。書物の4つの分類、神学、哲学、詩学、法学に呼応する、四つの主題が天井と壁画に描かれている。アテネの学堂(…

中公新書 ラファエロ ルネサンスの天才芸術家 序章・第1章

中公新書 ラファエロ 表紙 カラー版 ラファエロ ルネサンスの天才芸術家 深田麻里亜 著 中公新書 2614 2020年10月25日 発行 そういえば、昨年2020年で、ラファエロ死去500年だったのですね。 不覚ながら気づきませんでした。 世界的に新型コロナ…

シャイヨからスシ屋へ(マルセイユ)

マルセイユの街並みと旧港 再び宿泊地の窓から写真を撮ります。手前の建物の下部をよく見ると、CHAILLOTという文字のようです。パリのシャイヨの丘、シャイヨ宮と同じです。その名前を使った店舗が存在していたようです。今はどうなっているのかグーグルマッ…

マルセイユ旧港沿いの市庁舎

マルセイユの旧港と港沿いの建築群 旧港そばで、ノートルダム・ドゥ・ラ・ガルド寺院と反対側に目を転じます。 旧港に居並ぶ船は薄暗くなっているのに対し、海沿いの建物は斜陽に照らされています。 建物は画一的な感じなのですが、右の方に独立した建物を発…

マルセイユの旧港から見たノートルダム・ドゥ・ラ・ガルド寺院

マルセイユ旧港から見たノートルダム・ドゥ・ラ・ガルド寺院 路地を抜けて、マルセイユの旧港沿いに着きました。 ノートルダム・ドゥ・ラ・ガルド寺院が、なだらかな丘の上から我らを見下ろしています。 標高は154mだそうです。 19世紀中頃に建てられたそう…

アルザス欧州自治体の常任委員会での決定事項

アルザス欧州自治体の議会の様子 ステイホームということもあり、再びアルザス欧州自治体のHPをえっちらおっちら訳していきます。 手持ちのタブレットでは、一応自動翻訳してくれるのですが、それは明らかに不正確な箇所も多いので、修正を試みています。 し…

斜陽に照らされたノートルダム・デザクール教会(マルセイユ、フランス)

路地の向こうのノートルダム・デザクール教会 ホテルからマルセイユの旧港に向かいます。 その途中、画像のように、薄暗い路地の向こうに、斜陽に照らされた塔が引き立っています。 この塔を含む建物はノートルダム・デザクール教会(L'Eglise Notre-Dame des…

マルセイユの空のグラデーションと白い月

マルセイユの街並みと旧港、そして白い月 「古の写真でめぐるフランス」シリーズ、今回からはマルセイユを取り上げます。 出張絡みだったため、ここでは自由な時間はほとんどありませんでした。 時期は2002年の2月末から3月初めにかけてでした。 ホテルの窓…

シャンティイ城の「武将」に見送られながら、さよなら

シャンティイの庭園を放浪した後、再びシャンティイ城の前に戻ってきました。このブログは古の写真中心なので触れなかったのですが、城内部のコンデ美術館はラファエロなどの美しい絵画やキレイな装飾の部屋もありますのでオススメです。最後のこの画像は礼…

NHK Eテレ 日曜美術館 家島における松井守男画伯

・フランスのコルシカ島に居を構えていた松井守男画伯。同じような場所として家島を見出す。瀬戸内海自体が地中海みたいなものであり、家島をコルシカ島とみなしても全く違和感ない。・家島の原生林の歪んだ木に生命力を見出し、作品のモチーフとする松井画…

アルザス欧州自治体(CeA)の議長選出

アルザス欧州自治体(CeA)の議員の皆さん アルザス欧州自治体では、2021年1月2日に初めての議会が開かれて、議長が選出されました。HPを訳します。 Résultat de l'élection du président de la Collectivité européenne d'AlsaceC'est M. Frédéric Bierry, an…

アルザス欧州自治体(CeA)の主な数値とロゴマーク

更にアルザス欧州自治体のHPを訳してみます。 Chiffres clés de la CeAPopulation : 1,9 M d’habitants (4ème rang)Communes : 880 (514 dans le Bas-Rhin et 366 dans le Haut-Rhin)Budget : près de 2 milliards d’€Personnel : 6 200 agents (avec le tra…

アルザス欧州自治体(CeA)とは何ですか?

CeAのHPを読んでみました(日本語訳は不正確です(^_^;)) La CeA, c'est quoi ? Cette organisation politique et administrative est composée de 80 conseillers d'Alsace représentant les cantons du Haut-Rhin et du Bas-Rhin, soit 40 binômes hommes/fe…

アルザス欧州自治体(CeA)が発足

La Collectivité européenne d'Alsace (CeA) est née de la fusion des conseils départementaux du Haut-Rhin et du Bas-Rhin. Instaurée par la Loi Alsace du 2 août 2019, elle est entrée officiellement en vigueur le 1er janvier 2021. アルザス欧州…

テラスにそびえるアンヌ・ド・モンモランシーの騎馬像(シャンティイ)

アンヌ・ド・モンモランシーの騎馬像(シャンティイ) 画像は大元帥のテラスに位置する「アンヌ・ド・モンモランシーの騎馬像」です。1886年にポール・デュボワにより制作されました。そばにおじさんが居てくれたおかげで、タバコの箱を置くように、だいたいの…