アルザス欧州自治体(CeA)が発足

La Collectivité européenne d'Alsace (CeA) est née de la fusion des conseils départementaux du Haut-Rhin et du Bas-Rhin. Instaurée par la Loi Alsace du 2 août 2019, elle est entrée officiellement en vigueur le 1er janvier 2021.

 

アルザス欧州自治体(CeA)がオ・ラン県とバ・ラン県の合併により誕生しました。2019年8月2日のアルザス法により設立され、2021年1月1日に正式に発効しました。

 

フランス語文はこの組織のHPからです。
とりあえず日本語に訳してみました。
まずは驚きました。
アルザスという、歴史的に複雑な地域とはいえ、フランスの海外県や島ではない本国で、このような地方行政の例外的な組織ができるとは。そして自治体の名称に欧州が入っているのもアルザスらしいといえばいえるのですが、特徴的ですね。
そして県と県が合併して県ならわかるのですが、新しい行政体になるのですね。
以前から合併の予定はあったそうですが、州(地域圏)の改革でアルザス州が無くなりグラン・デスト州にアルザスが飲み込まれる形になってしまったので、今回のような形式になってしまったのかもしれません。
組織名の日本語訳ですが、Collectivitéを辞書で見てみると「集団、団体」とあったのですが、ちょっとそれでは名前に貫禄が出ないということで(笑)自治体と訳してみました。
フランス語も地方行政もよくわかっていない自分ですが、今後少しずつでも調べてみたいと思います。
 

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