オランジュの古代ローマ神殿遺跡

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オランジュ古代ローマ神殿遺跡

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オランジュの古代神殿遺跡の構造と古代劇場などの復元図

 

オランジュの古代劇場の中に入ります。
まずはすぐ隣にある神殿の遺跡の写真を撮っていました。
装飾された円柱のようなものが目立っています。
オランジュ芸術歴史博物館(Museum of Art and History of Orange)のHPでの仏英語解説によると

1920年代に行われた発掘調査により、半円形の中心にある大きな石畳の上に建てられた神殿とその祭壇の遺跡が明らかになりました。かつては52本の柱で構成された半円形の柱廊玄関に囲まれていました。一部の考古学者は、これらの遺跡を円形競技場や競技場の遺跡と見なしています。今日では一般に、劇場と半円形の建物は、皇帝アウグストゥスの崇拝に捧げられたと考えられています。
神殿は幅24メートル、長さ35メートルで、基壇(古代神殿などが建つ高い石造りの土台)の上にそびえ立っていました。大きな舗装された通りが神殿と劇場を隔てていました。神殿の北、道路と博物館のある場所に、公共広場が広がっていました。神殿の広場に隣接する壁には、1年の12か月を象徴する12の噴水が飾られていました。》

二枚目の画像は、遺跡の構造と復元図です。
競技場も古代ローマ遺跡ではよく見られるのですが、この場所は今では神殿説の方が有力なのですね。