2010-06-01から1ヶ月間の記事一覧

聖なる道を下って(ティトウスの凱旋門、ローマ)

考古学博物館?からティトウスの凱旋門のそばを通り、聖なる道を下っていきます。 振り返ると、いかにも凱旋門!という感じですね(笑)。 右側の土台の上は「ウェヌスとローマの神殿」になっています。 コロッセオの上からだと、その遺構がよく見えます。

入れなかった考古学博物館?(フォロ・ロマーノ、ローマ)

マクセンティウスのバシリカを見終わり、写真ではむこうに見えるコロッセウムに向かいます。 途中で観光客が出入りしている建物があったので入ってみます。 どうやら博物館のようです。 扉を開けて、中に入りますが、受付の年配の女性に何か言われます。 イ…

マクセンティウスかコンスタンティヌスか(フォロ・ロマーノ、ローマ)

当初は、このバシリカは「マクセンティウスのバシリカ」と呼ばれていました。 これはローマ帝国の事実上の皇帝だった彼が306年に竣工したことに由来します。彼は多くの公共建築物を造りましたが、今に名前が残っているものとしては唯一のものです。 しか…

マクセンティウスのバジリカ中央(フォロ・ロマーノ、ローマ)

マクセンティウスのバジリカの中央部分です。 巨大な丸天井と、大きなアプシス(壁の引っ込んだところ)の姿です。 この部分は、ルネサンス時代の有名な建築家たちにインスピレーションを与えたそうです。 また、建物全体では、バジリカと浴場建築を組み合…

マクセンティウスのバジリカ(フォロ・ロマーノ、ローマ)

フォロ・ロマーノの中央の通りから、少し北に入ります。 そうすると、巨大な写真のバジリカに出会います。 今回初めて見たので、間近で見ると巨大さに圧倒されました。 これは306年にマクセンティウス帝により建て始められ、コンスタンティヌス帝の時に完…

米原万里 著 心臓に毛が生えている理由

心臓に毛が生えている理由 米原万里 著 平成20年4月30日 初版発行 角川学芸出版 2006年5月に亡くなられた、米原さんのエッセイ集。新聞や大学の広報まで、様々なところで書かれたエッセイを収めている。最後にはプラハのソビエト学校についての池…

ヴェスタ巫女の家を覗きこむ(フォロ・ロマーノ、ローマ)

写真の「ヴェスタ巫女の家」は内部には入れません。 仕方なくこの家の敷地のそばにある、一段上がった狭いエリアから覗きこみます。 もともと家は二階建てで、中庭には写真で見える池のようなところがあったようです。 壊れかけた巫女の列柱が残っています…

滞欧日記 澁澤龍彦著

滞欧日記 澁澤龍彦 著 巌谷國士 編 1993年5月10日 3版発行 河出書房新社 1970年~1981年にかけて、澁澤氏の4度にわたるヨーロッパ旅行時に、書き残していた日記を本にしたもの。 澁澤氏の作品は読んだことはないのだが、マルキ・ド・サドな…

山下洋輔トリオ モントルーライブ 1976

4月から、NHKの「坂本龍一 音楽の学校」を毎週観ています。 5月にはジャズということで、ゲストの一人に、ジャズピアニストの山下洋輔さんが出演されていました。 山下さんのエッセイは子供の頃からの愛読書です。また自分がパリにいたとき、たまたま訪…

ヴェスタの神殿(フォロ・ロマーノ、ローマ)

これはヴェスタ(ウェスタ)の神殿です。 ヴェスタというのは炉とかまどの女神です。 ここでは巫女が「聖なる火」を守っていました。 この場所は伝説では紀元前8世紀に遡るそうです。 そして西暦394年に閉鎖されました。 381年にキリスト教がローマの…

カストルとポルックスの神殿(フォロ・ロマーノ、ローマ)

前回の場所あたりから目を北側に転ずると、この写真のようになります。 三本の柱は「カストルとポルックスの神殿」と呼ばれるものです。 カストルとポルックスというのは、ゼウスの(白鳥レダが産んだ)双子神の名前です。 紀元前499年、レギルス湖畔でラ…