おいでよ、小豆島

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おいでよ、小豆島
平野公子と島民のみなさん 著
晶文社 発行
2016年2月5日 初版

日本の地中海と呼ばれる瀬戸内海で二番目に大きな島、小豆島。
そこに住む、Iターン、Uターン、ネイティブからノンネイティブまで、様々な住民の方の経験談やイラストレポートで構成されています。

Ⅰ 移住しました
家の周りに生える雑草。その駆除のためにヤギを飼ったが、草はあまり食べてくれず、メエメエうるさいだけだった。
でも一方、そのヤギはコミュニケーションツールとしての役割があり、みんなに話しかけてもらい、可愛がってもらえる。
(以前都会の空き地の雑草対策にヤギを飼うという記事を見たが、実際には役に立っているのだろうか?)

小豆島の文学者
二十四の瞳壺井栄、その夫の壺井繁治プロレタリア文学黒島伝治、放蕩の自由律詩人である尾崎放哉など、アナーキー系の人が多い。

Ⅱ 島の職人を訪ねて
そうめんの機械を直す鉄工所「ヒラサカ」
いちご農家
山田オリーブ園 
有機栽培。オリーブ最大の敵「オリーブアナアキゾウムシ」との闘い

Ⅲ 島に住む生活
八十八ヶ所の巡礼場所がある
秀吉の時代はキリシタン小西行長が統治

Ⅳ なんといってもおいしいもの
小豆島の三大食品は醤油・オリーブ・佃煮
小豆島も猪の害で困っている