ベルギーVSフランスでフライドポテト起源抗争勃発か?

読売新聞の記事からです。

フライドポテト「発祥の地」はどこか――。本家を自任し、「フライドポテトを巡る食文化」の国連教育・科学・文化機関(ユネスコ無形文化遺産登録への準備を進めるベルギーに対し、隣国のフランスメディアが最近、挑戦状をたたきつけた。

「フライドポテトはベルギー生まれではない。ノン」。1日付の仏主要紙フィガロ(電子版)の見出しは、ベルギー国内で驚きを持って受け止められた。記事は美食研究家がインタビューに答え、「フライドポテトは19世紀初頭にパリで登場し、中産階級を中心に広まった」と指摘した。

これに対し、ベルギーの主要紙ル・ソワール(電子版)は同国にある「フライドポテト博物館」の定説を紹介。フライドポテトは17世紀にベルギー南部ナミュールで、急激な気候の変化で取れなくなった魚の代わりに、地元住民がジャガイモを揚げたのが起源とした。ベルギーでは8月1日が「フライドポテトの日」とされ、タイミングを計った仏紙の記事は「究極の挑発」(ル・ソワール紙)と受け止められた。


以前、NHKラジオフランス語講座でも取り上げていました。
自分が思うには、やはりベルギーのナミュール説の方が有力だと思います。
フランスは好きですが、ベルギーも好きで、なおかつ判官贔屓で、ベルギーに頑張って欲しいものです。
どちらにしても、こういった論争でフライドポテトが盛り上がり、相乗効果でお互いのフライドポテトの宣伝になるのが、フライドポテト業界にとって一番いいことですね(^_^)(^-^)