モンスの聖ウォードリュ教会(ベルギー・ワロン地域)

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ベルギーの分裂騒動を危惧して・・・というわけではないんですが、ナミュール、ディナンに続き、ベルギーワロン地域の街、モンスを取り上げます。
駅を降りて、まず、インフォメーションに入った、ように思ったんですが、今地図を見ると、それらしき表示がありませんでした。
どうやらナミュールと混同しているのかもしれません。

とりあえず、なだらかな坂を登っていきます。
モンスは丘の上にある街で、シャルルロワと同じように、要塞となっていた時もあったようです。
まず教会が目に入ります。
写真は南側のファサードです。
これは聖ウォードリュ教会と呼びます。
このウォードリュさんは7世紀に生れました。
彼女のお姉さんは神に人生を捧げ、ある修道院の最初の尼僧院長になったそうです。
ウォードリュさん自身は、結婚し、4人の子供をもうけましたが、結局離婚したそうです。
といっても、その旦那さんも修道院を創設したような人で、聖ヴァンサンの名で知られているそうですから、敬虔な夫婦だったのだと思います。
ウォードリュ自身も、子供たちの養育を終えた後の人生を、祈りと慈善活動に捧げるようになります。
そして現在のモンスの街がある丘を、宗教活動の拠点としました。