NHKラジオフランス語講座 L17 フライドポテトの元祖はベルギーかフランスか

条件法過去形の、「過去における確かでない情報を伝える」という使い方
La pomme frite pont-neuf aurait été inventée par des marchands ambulants.
揚げたじゃがいもポン・ヌフは移動販売の商人によって発明されたらしいのです。
La frite serait née à Namur.
フライドポテトは、ナミュールで生まれたらしいのです

フランスでは、1789年のフランス革命が始まったすぐ後に、パリで最も古い橋の上で移動販売を行っていた商人によって発明されたらしい。
しかしベルギーでは、ナミュールで生まれたらしいと考えている。
ここの住民たちは、ムーズ川で雑魚を釣り、それを揚げるという習慣を持っていた。
しかし17世紀の中ごろ、特に寒さが厳しい冬があり、そのときにムーズ川が凍ってしまい、それが出来なくなった。そこで雑魚の代わりに、じゃがいもを小さな魚の形に切り抜いてそれを揚げた、とのこと。

フランスでは、フライドポテトはメインディッシュ(le plat principal)、一般的には肉料理に添える付け合せ。よってフォーク(une fourchette)を使って食事の時間に食べる。
ベルギーではフライドポテトだけを売る店や屋台(friterie)がたくさんある。
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そしてフライドポテトに、マヨネーズやマヨネーズ・ベースのソース、例えばブラジル・ソース、アンダルシア・ソース、サムライ・ソースなどをかけて、よく食べる
サムライ・ソースとは日本とは全く関係ない、唐辛子のきいた辛いマヨネーズ。