この記事について、ファンロンパイＥＵ大統領に代わって一句
ザグレブの 雪解け水も ぬるむ朝
クロアチアと言えば、そこに行ったことも住んだこともないものにとっては、どうしてもユーゴ内戦の厳しいイメージがあります。
唯一の実体験としては、１２月末、ギリシャからパリへの空路でその上空を飛んだ時でした。
ちょうどクロアチアのあたりで、山がちの地形に雪らしき白いものが見えたのが印象的でした。
このクロアチアが、このたびＥＵ首脳会議において加盟を承認されました。
といっても、まだ加盟が決まったわけではなく、国民投票も必要なそうです。
クロアチア国内でも、まだＥＵ加盟に対して懐疑的な意見も多いようです。
確かに、今のＥＵが、本当にクロアチア国民に対し利益をもたらすかどうかはわかりません。当然弊害も多いと思います。
それでも、もしＥＵに加盟が決まったら、ＥＵ統合のいい面がクロアチアにももたらされることを願い、冷たい雪解け水が、朝の光の中で徐々に温まり大きな流れとなるイメージを思い浮かべてみました。
