シエナのバールからサンタ・マリア・スカラ救済院へ

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昼ごはんを食べようと
手軽なバールを覗き込む
シエナの人妻風女性二人が店員で
一人は奥の壁を拭いている
そして客は
常連客らしいおじいさんだけ
なんとなくほっとした気分になり
入り込んで固いパンのサンドイッチと
レモンティーを注文する
掃除はしばらく中断してくれたものの
おじいさんは帰ってしまい
少し寂しい店の中
いそいそパンにかじりつく

再びドゥオーモの前に戻り
目の前にある
サンタ・マリア・スカラ救済院にたどりつく
もともとは9世紀から11世紀にかけて
巡礼者や貧しい人を助けるための
病院のような施設
その後建物も拡大し
現在のような姿となった
ドゥオーモとは対照的な
シエナらしい地味なファサード