ベルギー・ナミュールの歴史②

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ナミュールの15世紀からの歴史を簡単に書きます。
パンフレットでは15世紀から19世紀までを「騒乱」と表現していました。
この地の戦略的重要性から、スペイン、オーストリア、フランス、オランダなどの国により支配されました。
そしてこの城砦は、ヨーロッパで最も大きいものであり、有名なヴォーバンなども関わっているそうです。
確かに砦には星型の跡が地図を見てもわかります。
そんな中でも、19世紀初めには、約2万人が住むようになりました。
19世紀と20世紀は「軍隊から市民へ」と表現していました。
ベルギー独立後も、軍隊はこの地に留まり、レオポルド2世により、1891年までに部分的には非武装化されていきました。
そして城砦も大規模な改修工事にとりかかり、それから70年後、落下傘部隊が最後の砦を離れ、街がこの城砦を管理するようになったようです。

城砦を降りて、また河の合流点に戻ります。
そちらから改めて砦を振り返りました。
そしてこの近くにあった、小さな土産物屋で記念に何枚か絵葉書を買いました。
その後ソンブル河を渡り、再び街の中心地に戻ります。