モネの風景紀行

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先ほどまで、テレビで「世界・ふしぎ発見!」を見ていた。
きょうはセーヌ河の特集で、河口からパリ、シャンパーニュから源流まで案内していた。
クイズは1問しか正解しなかったけれども、美しいセーヌ河の様々な風景が見れて幸せだった。

モネとセーヌ河の関わりは深い。
ほとんどパリからその河口までを舞台に多くの作品を残している。
今回紹介している「モネの風景紀行 ノルマンディー・ベリール・パリ・セーヌ河のほとり」では、彼の作品や居住地を綿密に訪問している。
ジヴェルニーやルーアンなど定番の所はもちろんの事、ベリールというブルターニュの島にまで足を伸ばしていた。
訪問先でモネの作品と人生を振り返るなかで、制作上の苦労だけでなく、生活面での金銭の問題や、家庭内のトラブルなどにも触れており、モネの苦労が偲ばれる。

文/佐々木三雄・綾子
写真/山口高志
1996年2月29日発行
求龍堂 発行