2019-05-01から1ヶ月間の記事一覧

ロシア日記 シベリア鉄道に乗って

ロシア日記 シベリア鉄道に乗って 高山なおみ 著 川原真由美 絵 2016年7月30日 発行 新潮社 発行 武田百合子さんの「犬が星見た」を何度も読んだ著者。 「犬が星見た」は昭和44年6月10日の日記から始まっています。 この本はその42年後、東日…

ニームのフォンテーヌ公園

ニームの歴史的中心地区から、フォンテーヌ通りを歩いていきます。 水路と並木道が涼やかな雰囲気を醸し出しています。 こちらがフォンテーヌ公園となります。 フォンテーヌとは泉を意味します。直訳すると「泉公園」となります。と聞くと、大阪の「泉の広場…

みんな昔はこどもだった 池内紀 著

みんな昔はこどもだった 池内紀 著 講談社 発行 2018年3月20日 第1刷発行 手塚治虫、林芙美子、宮本常一、柳田国男、澁澤龍彦ら、大きな、個性的な仕事をした十五人の足跡を幼少期を中心にたどっていっています。 手塚治虫版の「ファウスト」 池内さんが小…

支倉常長遣欧使節 もうひとつの遺産

支倉常長遣欧使節 もうひとつの遺産その旅路と日本姓スペイン人たち太田尚樹 著山川出版社 発行2013年8月10日 第1版第1刷発行 支倉使節団の経緯を説明すると共に、その足跡を石巻市からローマまで実際に追った記録と並行しながら綴っています。更にコリア…

第四の大陸 人類と世界地図の二千年史 第三部 新旧世界の融合

第3部 新旧世界の融合第17章 ギムナジウム(学舎)16世紀初めアルザスはドイツ領で、ストラスブールはシュトラースブルクだった。15世紀の最後の10年は書籍取引で活気を帯び、ドイツ最初の人文主義者が現れた。ドイツの人文主義者は、分裂し虐げられ…

第四の大陸 人類と世界地図の二千年史 第2部 新世界

第2部 新世界 第6章 再発見 初期のイタリア人文主義の中心人物 フランチェスコ・ペトラルカ 1304年生まれ 生涯を通じて古典書籍を求め広く旅する。文学的考古学。 古代人が知っていた世界の全体像の把握に努める。 ペトラルカの弟子ジョヴァンニ・ボッカッ…