2011-06-01から1ヶ月間の記事一覧

マクセンティウス競技場の銅鐸のような塔(ローマ)

マクセンティウスの競技場だった敷地を、時空を超えて、ほろほろ楽しく彷徨いました。 帰りに名残惜しく振り返りながら、出走のラッパ手用に造られたと言われている塔の写真を撮ります。 そばを歩いている人と比べても、その大きさがよくわかりますね。 あ…

EU首脳会談、クロアチアの加盟を承認

この記事について、ファンロンパイEU大統領に代わって一句 ザグレブの 雪解け水も ぬるむ朝 クロアチアと言えば、そこに行ったことも住んだこともないものにとっては、どうしてもユーゴ内戦の厳しいイメージがあります。 唯一の実体験としては、12月末、…

マクセンティウスの競技場のキノコ(ローマ、アッピア街道沿い)

ローマ正帝の座を 夢見た男、マクセンティウス ミルヴィオ橋の戦いで 一敗地にまみれて 野望半ばでこの世を去る 21世紀の今に残るは 朽ちかけの塔と館と はるか古から 綿々と胞子をつないできた 小さなキノコがただ一つ

逆光のチェチリア・メテッラの墓(ローマ、アッピア街道沿い)

マクセンティウスの競技場から、先ほど訪れたチェチリア・メテッラの墓が見えます。 ちょうど真上に太陽があり、もろ逆光になっていますね。 チェチリア・メテッラの墓は、紀元前50年ほどに造られたのに対し、マクセンティウスの競技場は4世紀に造られて…

マクセンティウス競技場を振り返る(ローマ、アッピア街道沿い)

マクセンティウスの競技場のなかをうろちょろ歩きます。 振り返って、出走ゲートや塔の写真を撮ります。 その向こうの巨大な壁が気になるのですが、何なのかはよくわかりません。 最近読んだローマの建物の本によると、この付近には第二次世界大戦の犠牲者…

マクセンティウスのヴィッラと青空(ローマ、アッピア街道沿い)

マクセンティウスの競技場のそばに、写真のような遺跡がありました。 このあたりは全体で、マクセンティウスのヴィラと呼ばれているので(チケットもそう表示されていました)、宮殿の跡などもあるようです。 写真の遺跡が何だったのかはよく分からないので…

建築ガイド① ローマ

建築ガイド① ローマ RENZO SALVADORI著 長尾重武 訳 丸善株式会社 平成3年12月30日 発行 都市ローマは、4つの都市が順次建設されていった 古代都市(12世紀間) 中世都市(10世紀間) ルネッサンスおよびバロック都市(4世紀間) 近代都市(1世…

マクセンティウス競技場の中央部(ローマ)

マクセンティウスの競技場の中央部分です。 競技場なので、普通のトラックみたいに、楕円のコースを走るような構造になり、中央部分は空間になります。 この遺跡が何に使われていたのかはよくわかりません。 上の写真の、小屋のようなところと、壁のような…

ローマ バロックの劇場都市

建築巡礼26 ローマ バロックの劇場都市 長尾重武 著 丸善㈱会社 発行 平成5年7月31日 発行 楕円はバロックのシンボルとして、ルネッサンスの円にとってかわる。 バロックの語源はゆがんだ真珠という。 楕円はゆがんだ円であることによって不確かさ、多…

マクセンティウスの競技場 幻の夢のあと(ローマ)

マクセンティウスの競技場の塔のあたりから全体を眺めます。 この競技場は、長さ520メートル、幅92メートルあり、1万人の観衆が収容できたそうです。 それでも実際には、マクセンティウスの敗戦による死により、一度も使用されなかったのではないか、…

マクセンティウスの競技場の塔(館?)(ローマ)

マクセンティウスの競技場の塔(館?)のそばに近づいてみます。 ちょっとしたアーチの跡があり、単純な建物の構造でなく、そこそこ奥行きがあったようです。 建物のそばにまで草木が迫っています。 あえてよく言えば、自然と溶け込んでいる感じですね。