フランス大統領選の投票方法

フランス大統領選の第1回投票がいよいよ始まりました。

【4月23日 AFP】(写真追加)フランスで23日、大統領選の第1回投票が始まった。投票は午前8時(日本時間同日午後3時)に開始され、午後8時(日本時間24日午前3時)に締め切られる。
 主な候補者は4人だが、総勢11人が立候補している。極右のマリーヌ・ルペンMarine Le Pen)候補と中道のエマニュエル・マクロンEmmanuel Macron)候補が5月7日の決選投票に進むのではないかとの見方もあるが、接戦になった今回の選挙は過去数十年で最も予想が難しいとされている。
 首都パリ(Paris)のシャンゼリゼChamps Elysees)通りで20日に男が警官3人を殺傷した事件などを受け、フランス全土で警察官5万人と兵士7000人が動員され、厳重な警備の中で投票が行われている。(c)AFP/Guy JACKSON

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投票の際には、身分証明書と有権者を証明するIDを持ってくるとのことです。画像の左側のCARTE ELECTORALEが有権者を証明するIDのようです。そして投票用紙は封筒に入れて投票するようです。とすると投票箱は・・・

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こちらは前回のブログに載せられなかった(笑)フィヨンさんです。この画像の通り、透明な投票箱に入れていますね。そして証明書を確認した立会人が入り口のレバーを開けているような感じです。
日本の場合、投票用紙をそのまま入れるので、中身の分からない投票箱になっています。一番乗りの投票者の前でふたを開けて、中身が空なことを確認してもらうようなシステムだったと思います。フランス方式だとその手間が省けていいですね。
さて、投票結果ですがどうなるでしょうか。
今までだと第1回投票には割りと自由な感じで、ひとまず好きな候補に気楽に入れていたような感じですが、今回は4人が接戦、その内二人は極端な右と左、ということで第1回から現実的に投票しそうな気がします。
そうなると実績もあり、共和党という大政党を背景にもつフィヨンさんが下馬評以上に有利になりそうな気もしますが、果たしてどうなるでしょうか。
朝、目を覚ましたら、どうなっているか気になるところです。