マクロン 第一回投票でルペンに勝利するとの世論調査

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[パリ 3日 ロイター] - フランス大統領選を巡る最新世論調査によると、中道系独立候補のマクロン前経済相が、第1回投票で極右政党・国民戦線(FN)のルペン党首に勝利する見通しだ。

マクロン氏が第1回投票で勝利するとの見通しが出たのは、これが初めて。

調査は世論調査会社オドクサが実施。第1回投票の得票率は、マクロン氏が27%、ルペン氏が25.5%、共和党中道右派)候補のフィヨン元首相が19%。

ただし、フィヨン氏が大統領選から撤退し、ジュペ元首相が出馬した場合は、ジュペ氏が第1回投票で26.5%を獲得し、首位となる見通し。

この場合、マクロン氏の得票率は25%、ルペン氏の得票率は24%となり、マクロン氏が辛うじて決選投票に進むことになる。

マクロンさん勢いありますね。
これは共和党フィヨンさんのスキャンダルと、同じ中道のバイルさんの禅譲が大きいようです。
この勢いが投票日までもってくれればいいのですが。
しかしここに来て、ジュペさん再出馬という声も出てきて、支持率も結構高いのは驚かされます。
まあもともとフィヨンさんも、勢いで右派の予備選に勝ったようなものですから、ジュペさんの地力も侮れないようです。
それにしても今回、予備選が右派には裏目に出てしまったようですね。
各派も予備選なんかチマチマやらずに、第一回投票でいろんな候補者が国民のガチの審判を仰ぐ方が、ひとまずすっきりするのでしょうが、いわゆる極右の力の大きさゆえ、やむを得ない処置だったようです。
(画像はAFPからです)