ツール・ド・フランス 第7ステージ マイヨジョーヌ無きレース

マイヨジョーヌを取ったカンチェラーラ選手やトニー・マルティン選手がリタイヤしたのは残念だった。
その結果、フルーム選手はマイヨジョーヌを辞退し、この日はマイヨジョーヌを着た選手がいないという異例の事態になった。
基本的にレースは総合首位の選手中心になるため、中継を見ていても核となる選手がいないような気分にさせられる。
先頭グループの中には山岳賞ジャージを着た黒人の選手がいた。エリトリアの選手らしい。
欧米中心、白人中心のサイクルロードレースで黒人の選手が目立つことは意義深いことである。

レースのコースはリヴァロからフージエールまでのブルターニュ地方となる。
ただブルターニュ地方といっても、この当たりは一番東なので、それらしい雰囲気は少ないとのこと。
それでもゴールのフージエールでは、黒色というか鉛色の古い立派な城塞などがあり、ブルターニュの雰囲気を漂わせていた。