「カミーユ・ピサロと印象派展」にて②

イメージ 1
 
この絵はピサロ作の「エルミタージュの眺め、グラット=コックの丘、ポントワーズ」(一部)です。
屋根の幾何学模様が面白いですね。セザンヌに続くものを感じます。
また背景の台地も、造形の妙となっています。
ポントワーズ周辺は、川と台地に挟まれたような感じの場所で、結構起伏があります。
一度行った時、坂を登り降りした記憶があります。
そのような地形のため、空が狭くなり、土地の比率が高くなり、より大地に根差した自然をモチーフにすることができました。
 
(画像は兵庫県立美術館HPからのものです)