「パティの眺め、ポントワーズ」で真ん中に小さく描かれた汽車。
ピサロの絵には田園のほかに、汽車や工場、そして市場の様子などがよく描かれている。
何気ない風景・人物の美しさを探究している。
ポントワーズのエルミタージュ地区で、ピサロは家を四回ほどかえて住み続けた。
ちなみにエルミタージュとはロシアのエルミタージュ美術館とは関係ない。ただの地名。
(フランス語の辞書で調べてみると、隠者の住まい、隠棲所という訳があった)
第一回で評論家に「もう私はキャベツなんか食わない」と酷評されたキャベツ畑の絵画もポントワーズが舞台である。
第七回まで、だいたいポントワーズを描いた絵画を出品している。
同じ場所でも、やはり個性の違いでまったく違う感じの絵になっている。
http://www.google.it/imgres?imgurl=http://www.atuttascuola.it/images/cezanne/cezanne_pontoise.jpg&imgrefurl=http://www.atuttascuola.it/materiale/ARTE/cezanne/impressionismo.htm&usg=__o6X2RI3X_T1mp8bdVEOVWho0zDk=&h=437&w=537&sz=32&hl=it&start=8&zoom=1&tbnid=eTIyB_MwsIoJjM:&tbnh=107&tbnw=132&ei=EzMVUN3vMsHEmAXO4oHQDw&itbs=1
ピサロは前景の木々が中心となっているのに対し
セザンヌは木がほとんどなく、後景になるはずの家々が中心になっている