「カミーユ・ピサロと印象派」展にて④

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この絵は、モネの「アルジャントゥイユ駅」です。
今回、ピサロの絵画だけでなく、同じ印象派の仲間、モネやセザンヌゴッホの絵も展示されていました。
以前、パリのマルモッタン美術館でモネの「印象、日の出」を見たのですが、今回この作品を見て、あらためてモネの激しい筆致を目の当たりにすることができました。
割と丁寧に描き込んでいるピサロの作品群に囲まれると、モネの激しさがより一層引き立ちます。
この「アルジャントゥイユ駅」自体の絵画は、今回本物を初めてみたのですが、実は以前この絵とは出会っていました。
それは、ポントワーズの、ピサロ美術館です。
といっても、そこは小さな美術館だったこともあり、この絵は展示されていなかったのですが(ヴァルドワーズ県議会の所蔵とのこと)、絵葉書としては売られていたので、たまたま買ったのでした。
あと、このアルジャントゥイユ駅にも行ったことがあります。
川辺の風景を探したのですが、結局見つからず、いかにもパリの近郊都市という感じの街中をうろうろした思い出があります。
一つの絵でも、いろいろ記憶を甦らせてくれるのはありがたいことです。