
いよいよサン・ピエトロ大聖堂の中に入ります。
入口付近から撮ったものですが、内部は壮大で豪華な空間が広がっています。

ミケランジェロ自体は、絵画にしろ彫刻にしろごつごつとした裸の男性のイメージが強く、個人的にはあまり好きではありません。
しかしこれは悲しみの情景が非常に美しく繊細に表現されており、改めて素晴らしい作品だと思います。
このマリアの若い美しさは、キリストが亡くなった時の聖母マリアの歳を考えるとどうか、という根拠のようです。
もちろん、聖母マリアの美しさは年齢を超越したものだ、と言われれば納得するしかありませんが・・・。
まあいろいろな説が出て、不確かなままの方が、作品により神秘性が増えていいともいえますがね。