暑い夏シャンパンシャワーで目が痛い(ブエルタ・ア・エスパーニャ二日目)

今年もブエルタ・ア・エスパーニャの季節がやってきた。
今年のテーマ曲は男性ヴォーカルで、ちょっとインパクトには欠ける感じ。
まあ去年のZaharaさんによるテーマ曲が良すぎたので、それと比べるのは気の毒ではあるが。
 
第二ステージ、コースはアンダルシアのポルトガル国境近く、北から南へ進み最後は地中海沿岸の高級保養地に達する。
日本と同じく、スペインもかなり暑いようで、ヘルメットの中に氷袋を入れている姿も見られた。
そしていつもより頻繁に水分補給を行っていた。
レースはHTCコロンビアの選手が集団を引っ張る。
前日のチームタイムトライアルで見事一位になっており(さすがHTC、チームの統制力では群を抜いている)、チームリーダーのカヴェンディッシュ選手がリーダージャージなので義務といえば義務である。
 
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たきもとかよさんによるカヴェンディシュのイラストです)
 
コースは緩やかな登りのあと緩やかな降り、そして平坦コースである。
このコースレイアウトでは常勝カヴェンディッシュ選手が勝つかなと思われた。
個人的には判官びいきもあり、できればほかの選手に勝ってほしいと願っていた。
ゴールが近づくにつれて、HTC以外のチームもどんどん前に出て行き、少しでも有利なポジション取りに必死である。
そしていよいよゴール直前、やはりカヴェンディッシュ選手がぎりぎり勝つかと思われた瞬間、隣の選手がわずかにまくり、逆転した。
一瞬解説の人たちも誰かわからなかったようだ。
どうやらフランセーズ・デ・ジューのウタロービッチ選手だったようだ。
彼はベラルーシの選手で、フランスを拠点にしているらしい。このようなステージ優勝は初めてのはずだ。
表彰式のシャンパンファイトでは、プレゼンターの女性にもシャンパンを頭からかけていた(笑)。よほどうれしかったのだろう(女性は目が痛そうだったが)。
 
 
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(イラストおよび写真はJ SPORTSのHPからです)