正確な仏語作文、キーボードが妨げ?仏政府が指摘

英語圏のキーボードは、文字列の最上段に置かれた最初の6文字にちなんだ「クワーティ(QWERTY)」配列となっているが、フランス語の場合は、「アゼルティ(AZERTY)」配列となっている。

フランス語のキーボードの配列は、英語のそれと違うのですね。知らなかったです。
そういえばフランスで働いているとき、自分はほとんどフランス語は使わなかったので、普通の英語配列のキーボードで済んだのですが、フランス語を使う現地職員は、別のキーボードなのかなあと思ったくらいで、しっかりと観察していませんでした。
日本でフランス語を入力する際、やはりアクサンとかが困りますね。英語のシンプルさがありがたく思えてしまいます。
このブログでフランス語を書く場合、アクサンとかは今のキーボードではどうして打つのかわからないため、わざわざその部分だけフランス語の単語サイトとかからコピーして使うという涙ぐましい(笑)努力をしています。

アゼルティ配列の起源は明らかになっていないが、19世紀のフランスにおいて普及したとされている

19世紀に普及した配列を、英語化、デジタル化の波にめげず、今でも大事に使っているのがフランスらしいといえばフランスらしいですね。
フランス語が世界語だったときの名残を惜しんでいるのかもしれませんが。