フランスの混合ダブルス県議会選挙

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統一地方選第1回投票、サルコジ氏率いる右派が勝利 極右2位

ロイター 3月23日(月)9時38分配信

はあ、フランスで統一地方選なのか、でも去年、パリ市とかで選挙があったはずだし・・・
と思って調べてみると、どうやらフランス全土の県議会の選挙らしい
県議会の制度といえば・・・

在日フランス大使館のHPによると

県議会の選挙区は、1789年12月22日付法律で創設されました。1区で1議員を選出する小選挙区制です。県議会議員は直接普通選挙で選ばれ、任期は6年。3年ごとに半数が改選され、再選も可能です。一部改選制は1871年8月10日付法律で導入されました。
 県議会選挙は、多数代表単記2回投票制です。
  • 第1回投票で当選するには、有効投票の過半数かつ、有権者の4分の1以上にあたる票を得なければなりません
  • 当選者がいなければ、2回目の投票が行われ、相対多数の候補が当選者になります。決選投票の候補者になるには、第1回投票で有権者の10%以上の票を得る必要があります。この条件を満たす候補者がいない場合、第1回投票の上位2人による決選投票となります。
ふむふむ、なるほど
そして更にネットで調べてみると、フランス在住の日本人の方のブログを発見
そこには
「立候補者が二人一組で立候補」
「しかも必ず男性一人、女性一人でないといけない」
「更に補欠の男女ペアもいる。家庭の事情や健康理由で辞めた場合、同じ性別の補欠が議員になる」
とのこと
これは驚きました。
普通の個人戦団体戦比例代表)だけでなく、このような混成ダブルスのような選挙制度ができたのですね。
ちなみにフランスはパリテ法で、グループリスト内で、男女交互に並べている方式があったが、今回から始まったの混成ダブルス方式は世界でもかなり珍しいのではないだろうか。
日本でももっとニュースになってもいいような気がします。