エミリアのバジリカの廃墟(フォロ・ロマーノ)

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この写真の場所は
エミリアのバジリカと呼ばれる場所
紀元前179年に
エミリア一族により造られる
バジリカとは「会堂」という意味で
集会や商取引のための
大きな公共建築だった
 
火災に遭った後でさえも
アウグストゥス帝の時代に
再建されたが
410年の西ゴート族
ローマ劫掠の際に
決定的に破壊された
 
この2年前には
ローマ帝国維持のため
蛮族と戦ってきた
「最後のローマ人」
将軍スティリコが
国家反逆罪の汚名をきせられ
死刑となっていた
 
ローマを守る砦を亡くした後
帝国のあらゆる所が
この遺跡のように
破壊され、廃墟となっていく