ビジュアル美術館 ルネサンス

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ビジュアル美術館
第11巻 ルネサンス
1995年1月31日 初版第1刷発行
著者 アリスン・コール
訳者 柴田和雄
同朋舎出版

ルネサンスについて、写真を豊富に取り上げ、勉強できる楽しい本。
もともとイギリスで出版されたものを、日本語訳したもののようだ。
昔、「世界を造った人たち」という全集を読んで、それが欧州中心だったのに不信感を持ったことがあったが、よく見ると、ミラノで発行されたものを翻訳しているせいだった。
この本で、「イギリスらしさ」というのは、あまりよく分からないが、表紙でルネサンスの定義として、「14世紀から16世紀イタリアと北ヨーロッパで花開いた・・・」とある点くらいなのだろうか?
ルネサンスといえば、基本的にはイタリアのものが大部を占めるため、北ヨーロッパも含むというのが、あえてこじつければ、イギリスらしいといえるのかもしれない。
中身では、ジオット描く「裏切られたキリスト」でのキリストがユダを真っ直ぐに見つめる、静かに済んだ目が印象的だった。
また、フィレンツェで見た、マキアヴェッリの、ちょっと情けない胸像も載せていた。