サルコジさん離婚に思う

今日のニュースで、サルコジさんの離婚が報道されていた。
前々から噂があったそうだが、とうとう現実になってしまった。
ミッテラン大統領の時、愛人報道の質問に対し「え、それで。」と軽く受け流してしまえる風潮もあった。
しかし今は、また奥さんは、さすがに現代的とも言えるのかもしれない。
もともとサルコジさんと奥さんの出会いは、奥さんの最初の結婚時に、市長として立ち会ったときだった。
フランスなどでは市役所で結婚の宣誓を行うので、アカの他人であっても市長が立ち会うわけである。
その時に一目ぼれして、いろいろあった挙句、自分の妻にしたらしい。
そしてまた離婚だから、まあしょうがないといえばしょうがない。
とりあえず今はストライキ対策に頑張って欲しい。
SNCFの組合の要求はさすがに時代遅れに感じるからだ。

それにしても、やっぱろフランスは、こういうことが話題になってしまいますね。
残念といえば残念だが、こういって自分もブログのネタにしてしまっている。
EU新基本条約が合意されたというのに情けない限りだ。

以前、かわぐちかいじ氏の劇画「沈黙の艦隊」で、G8?の首脳が一同に会するところがあった。
そこでは日本もアメリカもロシアの元首も、それなりに貫禄あり、かっこよく描かれていたのに、フランスの大統領は曲者的に描かれていたような記憶がある。
当時だったら、米露の首脳も、セックススキャンダルとか、泥酔ゆえの醜態をさらしていたと思うのだが、そんな雰囲気はその劇画の中では微塵も無く、フランスの大統領だけあまりカッコよくなかったようだった。
日本の劇画で馬鹿にされないように、サルコジさんも政策で頑張って欲しいものです。