フランス大統領選、決選投票

とうとう始まったフランス大統領選挙決選投票。
フランスにとって大きな分岐点になりそうである。
それにしても、フランスは透明な箱を使い、この決戦はもともと候補者の字の書かれた紙を封筒に入れて投票するようになっているのですね。

今回オランド氏が勝つと、17年ぶりの左派政権ということ。
その昔、左派社会党ミッテランが勝った時は赤いバラが咲いた、と言われたらしい。
さすがにきれいな表現ですね。
オランド氏には、トリコロールの旗のもとに咲く、そのバラの花びらを散らさないようにお願いしたいです。
なにしろフランスの問題だけでなく、EU、さらには世界全体の問題ですから。
サルコジさんにはそれが「形見の花」になってしまうのでしょうか。
そして手練手管を尽くして引き寄せたマリアンヌ(フランスの象徴)にも去られてしまうのでしょうか。