パリからヴェルサイユへ

イメージ 1

秋も深まった11月の晴れた日、来仏前にお世話になった人がパリにやってきたので、いっしょにヴェルサイユ宮殿に行く事にした。
自分もヴェルサイユに行くのはその時が初めてだった。
まず地下鉄の駅で待ち合わせて、一旦自分の下宿に行く。
どういうところに住んでいるか気になったらしく、中を見たいとの事だった。
その後、下宿を出て、セーヌ河方面に歩いていく。
ヴェルサイユ行きのRER(郊外電車)に乗るためだ。
パリに来る前、パリからヴェルサイユに行く計画を職場の女性職員に話した時、パリからの観光バスも考えたとの事。
しかし、「ヴェルサイユくらいでわざわざバスなんて」と馬鹿にされたらしい。
確かにパリから40分程度である。
自分のパリでの同僚でも、ヴェルサイユから通勤している人もいた。
ただし夜遅くなるとRERでは危ないので、旦那様が迎えに来ておられたが。
このようにツアー旅行を馬鹿にする人が多いが、それ自体は結構捨てたものでないと思う。
安全で、余計な無駄が無い。貴重な時間のなかで色々回るにはぴったりだ。
またガイドさんも、フランスの場合ちゃんとした資格を持っているはずなので、話を聞いてもそれなりに参考になると思う。

我々はセーヌ河沿いの駅から、それらしい標示がある、ヴェルサイユ行きの電車に乗る。
のんびりと川沿いに進んだ後、林や家々の間を通っていく。
ヴェルサイユ・リヴ・ゴーシュ駅に着く。
そこから宮殿に向かう。
途中アンフォルマシオンがあり、同行の方は、そこの為替のレートを気にしていた。
いよいよ中に入る。
写真のようなルイ14世の騎馬像が見えてきた。