ジェイムス・ジョイス・タワー内博物館に展示されたマティスの挿絵

マティスの挿絵

開館時間の二十分後くらいにやっと、ジョイス博物館の職員が車でやってきました。

待っていたみんながぞろぞろ中に入っていきます。

画像はジェイムス・ジョイスタワー内部で唯一撮った写真です。

あまり上手く撮れていませんが、マティスマチス)によって描かれた、ジョイスの本の挿絵です。

彼が挿絵という分野にまで作品を残していたことは意外でした。

他の展示品について、当地でもらった日本語パンフレットより引用します。

 

展示ホールには、ミルトン・ヘバルドによって製作されたジョイスの胸像などがあります。また、壁に展示された作品、写真などから、ジョイスの一生を振り返ることもできます。1922年にシェークスピア&㏇によって出版されたユリシーズの初版本を始め、ジョイスの全作品の初版本が展示されています。また、マチスの挿絵のユリシーズの豪華本も含まれており、"Finnegans Wake"の手書き現行もあります。

弾薬庫にあるケースにはジョイスの祖母が刺繍を施した狩猟用のウエストコート、愛用のギター、サミュエル・ベケットに贈ったネクタイなど、ジョイスの個人的な持ち物が展示されています。また、1941年にジョイスが亡くなった日に、彫刻家ポール・スペックによって製作されたデス・マスクや銅の鋳型も展示してあります。