ゴッホの絵画「アルルの病院の中庭」の場所「エスパス・ヴァン・ゴッホ」

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アルルのエスパス・ヴァン・ゴッホ

エスパス・ヴァン・ゴッホに到着します。
ここはもとはゴッホが三回入院した「ディウ病院」でした。
1888年12月23日、ゴッホは耳切り事件を起こしてしまいます。
そして翌日24日、ここに入院し、レイ医師の診察を受けます。
それから翌年1889年1月7日に退院します。
同年2月7日に再び発作が起き再入院しますが、短期間で退院します。
しかし耳切り事件のことが地方新聞に載ったため、一部の人が騒ぎ、2月27日、ディウ病院に強制収容されました。
この時には絵の制作が出来なかったこともあり、5月8日、サン・レミのサンポール療養所に移りました。

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アルルの病院の中庭

この絵画は、この場所を描いた「アルルの病院の中庭」です。
写真は一階の高さから撮りましたが、絵画は二階から見て描いたように思われます。
4本の刈り込みは柘植の木だそうです。
絵画と同じように維持管理していただいているのはありがたいことです。

(南フランス古代文明紀行および印象派美術館(小学舘)を参考にしました)