ゴッホの「ローヌ川の星月夜」に近い風景(アルル、フランス)

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アルル駅前から見たアルルの街並み
アルルの街中を離れ、アルル駅前に戻ります。
その辺りから、アルルを惜しみつつ、撮った写真です。
改めて見ると、5つの塔が見えます。
今までこのブログで触れてきたように、向かって左の2塔は古代ローマ闘技場の塔で、一番右の塔はサン・トロフィーム教会で、その隣はサン・ジュリアン教会のそれとなります。
真ん中の尖塔には、はじめて気付きました。
調べてみると、コルドリエ修道院の鐘楼とのことです。
この修道院フランシスコ会に属しており、ゴシック様式の尖塔とのことです。
別にクリスチャンではないのですが、「ゴシック様式の尖塔を持つフランシスコ会修道院」ということがわかっただけで、なんとなく嬉しくなりました。
 

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ローヌ川の星月夜
この写真を撮った時、頭の中にはゴッホの絵画「ローヌ川の星月夜」をおぼろげに思い出していました。
そういえばこの辺りからの夜景だったのかな、と思っていたのですが、実物と比較して見ると、実際にはもう少し前からで、ローヌ川が右に曲がっているところからの眺めでした。
少し残念な気もしますが、これはこれでアルルの街が入っているので、良しとしておきましょう。

 

アルルの街を惜しみつつ、アヴィニョン経由でパリに戻りました。
プロヴァンス地方のアヴィニョンニーム、アルルの写真を見返すだけでも、さまざまな新しい発見をすることができ、古い写真でも新鮮な気持ちで見返すことができました。
またいつか、訪問できることを願いつつ、このシリーズを終わりにします。
(アートぺディアのHPおよびARLES PatrimoineのHPを参考にしました)