カンペール旧市街の名残である城壁と塔(フランス、ブルターニュ地方)

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ブルターニュ地方のカンペールの街を彷徨います。
とりあえず1枚目、サン・コランタン大聖堂の尖塔が見えます。
まずその大聖堂について書こうかなと思ったのですが、写真をじっと眺めていると、前面の古びた、独特の形状の壁が気になってきました。
2枚目の写真は街を一回りした後で撮ったものなのですが、花壇の感じからして、1枚目の右側のようです。
そこには壁に繋がる小さな塔がありました。
独特の壁と塔のセット、どうやらこれは中世都市の名残である、城壁と塔のようです。
更にこの通りの名前はRue des Douvesとなっていました。
Douvesを辞書で確認すると
1.(城の)堀、掘り割り
2.樽板、桶板
となっていました。
複数形なのが気にはなりますが、それでも2は通りの名としては考えにくいので、堀通り、というのが適切だと思われます。
それだと、城壁があって堀があってという、旧市街、そして中世都市の防御体制の名残が垣間見えてきます。
個人的には、こういうのを改めて発見出来るのは面白いですね。