今日の朝７時のＮＨＫニュースでは、右派連合が８つの地域圏で第一党の見込み、と伝えていましたが、結局７つの地域圏で第一党だったようです。
コルシカで地域政党が勝った分減ったのでしょうか？
今回の勝者は、ひとまず漁夫の利を得たサルコジさんだといえるかもしれませんが、圧倒的な勝利と言うわけではありません。
ルペン党首がいみじくも「民主的ではない」と発言した制度。
第一回投票では、国民がひとまず挑戦的に投票し、第二回投票では限られた政党グループの中で、現実的な対応を迫られる制度となっています。
捨て身の棄権で、国民戦線の第一党を阻止してみたものの、着実に勢力を増やしている流れは脅威でしょう。
ひとまず理念頼みの政治が通用する、豊かで平和な時代は終わったのかなという気もします。
