アゼ・ル・リドー城の近代の変遷(フランス、ロワール地方)

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ぐるりと回ってきて、再び正面からのアゼ・ル・リド城です。
この城は1871年、フランスが普仏戦争に負けたことにより、プロシア兵に徴発されました。
プロシアの皇太子もこの城にやってきましたが、夕食中突然シャンデリアが落ちてきて、危うく命を落としそうになります。
計画的な陰謀と勘違いして激怒した皇太子は、城を焼き払おうとしましたが、将校たちになだめられて断念しました。
プロシア軍が出て行った後、正当な相続者に移ったものの、経済的に維持困難となり、1904年には競売に出されました。
その買主はそれから20万フランでフランス政府に城を売却し、国有財産となりました。

見学し終わり、乗り合い車でヴィランドリー城に向かいます。