シノン城の歴史(フランス、ロワール地方)

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前回の撮影場所から少し右側に移ります。
ヴィエンヌ川に架かる橋と中州のトゥール島が写ってきます。
よく見ると釣竿を持っている人が歩いていました。
このシノン城の歴史を簡単にまとめてみると
 
954年
ティボー1世が岩山の頂上に木造の要塞を建てた
1044年
敵のアンジュー伯マルテルのジョフロワ2世の手に落ちる
1189年
イングランド王ヘンリ2世がサン・ジョルジュの城郭で没す
1205年
フランス王フィリップ2世・オーギュストにより攻撃され、落城する
フランスはイングランドからこの地方を奪回し、城壁や諸塔の修復が行われた
1308年
王の寵を失ったテンプル騎士団が投獄される
1429年3月
ジャンヌダルクが後のフランス王シャルル7世に初めて謁見
17世紀
リシュリュー枢機卿とその子孫が城主になり、その一人リシュリュー公爵は玉座の大広間を始め時代遅れの建物を削除した
1854年
城が倒壊する危険に晒され、やっと修復が始まり、国王の居室など城全体が丹念に修復された
(ゴールデン ブック シリーズ ロワールの古城、および 太田静六 ヨーロッパの古城 を参考にしました)
 
これでシノンの城と別れを告げました。このときは駅前のCafeでシノン産のワインを飲んだ思い出があります。