パリで一番おいしいバゲットは?

パリで一番おいしいバゲットは、今年は14区から選ばれたそうですが、今までの1位を見ると18区がダントツで多いですね。
この理由をほろほろと考えてみたのですが、とりあえず
①もともとモンマルトルなど芸術家に愛された区で、いかにもパリの哀愁が似合うところなので、バゲットをかじっているのが似合う場所柄(笑)
②移民が多いところで、いいパンを作るためのハードで地味な仕事に耐えうる人たちが多い。
などくらいしか思いつかなかったのですが、もっとしっかりした理由がありそうですね(苦笑)。
 
どんな仕事でも一流の職人への道は険しいものですが、パン作りなどは地味で、なおかつ朝早くて大変そうです。
以前に日本でのフランスパンの創始者フィリップ・ビゴさんの本を読んで、いいパンを作るために本当に精魂傾けているのだなあと感動したものです。
そして熱意とともに、体力が無いととてもじゃないがついていけないなあ、と感じました。
この記事を読んで、改めてパリ、そして日本をはじめとする世界中のパン職人さんに敬意を表したくなりました。