教会の隣は学問所?(フォロ・ロマーノ、ローマ)

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フォロ・ロマーノの中央地帯のパラティーノ寄りに行きます。
写真のような壮大な壁がありました。
この壁はどうやらサンタ・マリア・アンティクア教会の外壁にあたるようです。
この教会は、6世紀にそれまであった部屋を利用して建てられ、内部には6世紀から9世紀にかけての壁画があるそうです。
この手前のレンガ積みの遺構は、ドミティアヌスの時代の退役兵の功労証(ディプロマ)の掲示場所があったところでしょうか?
とりあえずそう仮定すると、この場所はその後ハドリアヌス帝により、ここを学問所(アテナエウム)としたと考えられているそうです。
古代においては、このアテナエウムもアンティクア教会の場所も一緒の建物だったような気もします。
以上は以前紹介した「ローマ古代散歩」を参考にしましたが、それでもこのアテナエウムにはクエスチョンマークがついていました。
自分もそのほかのガイドブックも交えて、大体ここのことだろうなと推測しているだけなので、なかなか確固たる自信が持てません。
なんとなくわかったつもりでも、新たな謎が出てきます。
もう一度ガイドブック片手に検証しに行きたくなります。